2007年 8月の法話

第26回夏休み仏教子ども会(平成19年7月21日午後3時から9時) 

ちかい
一、 仏の子は すなおにみ教えを聞きます
一、 仏の子は かならず約束をまもります
一、 仏の子は いつも本当のことをいいます
一、 仏の子は にこにこ仕事をいたします
一、 仏の子は やさしい心をわすれません


今年も80名近い子どもたちが本堂に集まって「らいはいのうた」のおつとめの後、「ちかい」を唱和しました。毎月第4土曜日の午前中に淨教寺仏教子ども会を開催し、その時にいつもおつとめをしているので、みんなの慣れた大きな声が本堂内に響き渡りました。
はじめに紹介した、「ちかい」の言葉は子ども達だけのものではなくて、子ども達のお手本となるべき親や保護者の者たちも心がけていかなければならない大切な内容が書かれています。毎日親子で唱和するように心がけたいものです。

おはなし
今日はぺットボトルと空き缶を使ったクラフトをするので、それに関連したお釈迦様当時のリサイクルの話「阿難尊者とウダヤナ王」(「法のたより 25号」に掲載)を子どもたちに聞いてもらいました。


絵本の読み聞かせ
今年は毎年来てくださるお話の横倉美雪先生のご都合が付かず、若坊守が絵本の読み聞かせをしました。毎月の子ども会では好評です。今回は宮西達也先生の「恐竜、ティラノサウルス」シリーズの最新刊『わたしはあなたをあいしています』という絵本で「ことばが つうじなくても こころが つうじあうことのほうが どんなに ステキで たいせつだってこと おまえたちに おしえてもらったよ ・・・・・ ありがとう」、とても感動的な絵本でした。
ぜひご家庭でも読んであげてください。
(宮西先生の絵本「おまえうまそうだな」は「法のたより32号」に紹介)


ゲーム・クラフト・うた
京都女子大学のお姉さんたちによるゲームをみんなで楽しみました。そして、一人ひとりに家から持ってきてもらったペットボトルと空き缶を使う楽器つくりのクラフトに挑戦してもらいました。どちらも台紙に絵を描いて色を塗って巻きつけます。ペットボトルの中にビーズを入れてもらって蓋を閉めたら完成です。カラフルなペットボトルのマラカスの誕生です。もう一つは空き缶笛です。空き缶のプルトップにストローをつけて息を吹き込むと音が出て笛が出来上がります。出来た楽器を持って記念写真を撮ってもらいました。そして、ギターの音にあわせて全員で「幸せなら手をたたこう」を歌いながら合奏しました。
「手をたたこう」のところで、「マラカス鳴らそう」とか、「笛吹こう」とか、いろいろに内容を変えての楽しいうたと合奏の時間でした。

夕 食
「み仏と みなさまの おかげにより このごちそうを恵まれました 深くご恩をよろこび ありがたくいただきます」
食前の言葉の後、みんなで楽しくお弁当をいただきました。はや子ども達の気持ちは夜店へと動いています。
「尊いお恵みにより おいしくいただきました おかげでごちそうさまでした」
食後の言葉の後、夜店に行く子ども達と本堂でゲームをする子ども達の2班に分かれ、夜店が混雑して待ち時間が長くならないように工夫しました。


夜 店
わなげ・スーパーボールすくい・くじ引き・ダーツ、本堂内ではネイルアート(付け爪)で楽しんでもらいました。


花 火
10種類の噴出し花火を3ヶ所で点火してもらい、いろんな色、いろんな高さの花火を見せてもらいました。


恩徳讃
本堂で恩徳讃を唱和した後、合掌礼拝して、一応ここで子ども会は終わりになります。その後のきもだめしは希望者のみということでしたが、ほとんどの子ども達が帰らずに参加しました。

きもだめし
本堂裏のお墓の中を通り抜けて散華をもらってくるのですが、途中何人かのスタッフが隠れていてハラハラドキドキの一周です。ところが、怖がるどころか2度3度と「もう一回行ってもいいですか?」と何度も挑戦してくる子ども達が多くて大変でした。