2011年 5月 今月の法話

親鸞聖人750回大遠忌法要

4月14日(木)京都西本願寺で9日より開催されました「親鸞聖人750回大遠忌法要」に、淨教寺門信徒141名(バス4台)が参拝い
たしました。今年は寒い春で心配しましたが当日は快晴で大変暖かく、心も弾む1日でした。8:10には本山に到着して、記念撮影
をすませ御影堂へ。9:30より総務の挨拶、法話、9:45から縁儀・諸僧入堂、10:00から法要がはじまりました。当日は3250人以
上の参拝があり、荘厳なる法要で、ご門主様・新門様のお言葉がありました。そのあと、南禅寺近くの老舗「菊水」にて湯豆腐膳
を頂きました。昼食後、近くの京都市美術館で「親鸞展」を鑑賞後、お土産処「八ッ橋庵とししゅうやかた」に立ち寄り、奈良へ
と皆無事に帰ってまいりました。750年を飛び超え親鸞聖人に出遇う日でございました。   合 掌



   御影堂  親鸞聖人 御真影のお荘厳


      バス4号車の皆さんと記念撮影


  法要のようす  右 ご門主さま   左 新門さま


       本願寺 境内にて  法要後


   
 帰敬式(ききょうしき)(法名授与)について

帰敬式(おかみそり)は浄土真宗の門信徒となる儀式であります。
法名は故人に贈られる名前と誤解される事も多いが正しくは生前に三宝(仏・法・僧)に帰依し、仏弟子として生きていくことを
誓い授かる名である。
「戒名」と混同して用いられる場合があるが、浄土真宗における仏弟子としての名は「戒名」ではなく「法名」である。その理由
は、「戒を守り抜くことはできない凡夫たる一切衆生は、阿弥陀如来(法蔵菩薩)の誓願によってのみ救われる」という教義に基
づいて、受戒を行わない。また浄土真宗は在家仏教である。浄土真宗の法名の起源は親鸞聖人が、承元の法難により流罪・還俗と
なり、その後に自らを「愚禿(ぐとく)釋(しゃく)親鸞(しんらん)」と名告(の)り、非僧非俗の立場で教化された事に基づく。

世のなか安穏なれ 佛法ひろまれ
緑が輝く新緑の季節が到来いたしました。さて、4月14日に淨教寺第1回目の「親鸞聖人750回大遠忌法要」御本山団体参拝が終わ
り、第2回の参拝は11月12日(土)に決定いたしました。50年に1度の大きな法要です。今回の参拝を外すと次は50年後の800回忌
ということになります。御縁に出会えることは難しいかもしれません。前回参拝出来なかった方や初めての御本山参拝の方も是非
この機会をお見逃しなく御参加下さいます様御案内申し上げます。(淨教寺からの団体参拝は最後となります)  合 掌     
*尚今回希望者は法要後におかみそり(法名を頂くこと)が出来ます
       
日時:
2011年11月12日(土)   集合:淨教寺 午前7時00分
参加費:10,000円(本山ご懇志を含む)
帰敬式(法名授与)受式者は追加10,000円かかります
持ち物:式章(住職継承法要記念のもの)・念珠・健康保険証
雨具・参拝のしおり・筆記具・常備薬・携帯電話(有れば)等
                 
* 帰敬式受式者で希望の法名を申請することができます。その場合2ヶ月前までに申請することと、別に10,000円を要します。
(11月12日に法名ご希望の方は9月8日までにお申し込み下さい)