奈良 淨教寺

2024年(令和6年)9月の法話

のりのたより〔261〕

8月6日 平和の鐘 おつとめ
灯りに導かれ多くの見学者 8月8日法燈会

夏の行事 ご報告 

暑さのなかにも秋の気配を感じはじめ、境内では虫が鳴き始めています。

8月の淨教寺の様子をお伝えします。

8月6日 8時15分 広島原爆投下時間に合わせて鐘撞堂にてお勤めの後、参詣者で平和を願い鐘を撞く。坊守から絵本「おこりじぞう」の読み聞かせ。みなさんで平和について思いを深めていただく機会となる。

8月8日 9時30分「淨教寺時報」「印度佛跡紀行」が出来てきて、婦人会の役員さまたちによる発送作業

8月8日 16時 護持会・門信徒会役員有志の方々お集まりいただき、法燈会の準備。約千個のカップを境内に今年の絵柄を色分けしながら配置していきます。酷暑の中たいへんな作業です。来年に向けスタッフ募集中です。(夕方4時頃からご協力いただける方お寺までご連絡ください。)休憩の後、

19時 本堂前でお勤めの後、千個のローソクに参詣者のみなさんとご一緒に点火をしていただきます。平面だけでなく立体的で色合いのある明かりに、訪れた方々は口々に「ここが一番きれいやね。」と帰っていかれる声に関係者は元気をいただいてよろこんでおりました。

8月9日 9時過ぎ 法燈会の関係者お集まりいただき、昨夜の後片付け。

11時2分 長崎原爆投下時間に合わせて鐘撞堂にてお勤めの後、参詣者で平和を願い鐘を撞く

 

8月15日までお盆参り。コロナも少しずつ落ち着き、お参りも再開されるところが増えてきました。お盆をご縁にご家族が一緒にお参りになられるご家庭が多かったです。

8月8日 法燈会 阿弥陀様の透かし彫りの灯り
パリ オリンピックのデザイン

8月15日 19時過ぎ飛火野にて「奈良県全戦没者慰霊法要」参詣。約30ヶ寺の僧侶がお勤めの後、戦没者のお名前を手分けして読み上げます。(終戦記念日に奈良県出身の戦没者29243人を法要するために1960年(昭和35年)から始まりました)20時、飛火野のたいまつを合図に世界平和を願う高円山の「奈良大文字送り火」に点火されます。 淨教寺からも毎年お参りさせていただいております。

8月17日 17時 夏休み仏教子ども会 開催 30人の子ども達。保護者合わせて約50人の方々が本堂でお勤めの後、竹中良行さんの「何で暑い!?」のお話。坊守の「鹿の話」の後、ナムナム音楽隊による演奏、お楽しみの「夜店」へ(①くじ引き②スーパーボールすくい③射的④缶たて⑤風船投げ)を満喫しました。暗くなって「花火大会」(圧巻はナイヤガラの滝と噴出し花火の競演です)元気な子は「きもだめし」に参加して20時30分終了。

8月20日 14時 定例法座 花岡静人先生のご法話。「蟪蛄春秋を識らず、伊虫あに朱陽の節を知らんや」(私は自分の事を知っているようで知らない。阿弥陀様のお慈悲に導かれることが大切。)

8月23日 13時30分 親鸞聖人御和讃講座 曇鸞讃 担当住職

「無礙光の利益より 威徳広大の信をえて かならず煩悩のこおりとけ すなわち菩提のみずとなる」

8月27日 10時 お寺ヨガ 本堂での心身のストレッチ

8月28日 13時30分 コーラス・コールピュアランド

荒井敦子先生のご指導により仏教讃歌、季節の歌の練習、オーストラリア・カウラでの80年前の日本兵捕虜脱走事件のお話

8月29日 10時 布教実習法話会 実習生 衣笠宗法さん、日髙智証さんの法話の後、講師 荻隆宣先生のまとめの法話。参詣者の感想。(母親の「あなたが一番大事」とのお言葉を阿弥陀様のよび声に置き換えての味わい。おばさん三姉妹のお一人の癌闘病の中からの「倶会一処」。帰る世界のあることの有り難さ。)

お盆月、酷暑、台風接近等の中での10回以上にわたる行事を無事に皆さまのご参詣の中、勤めさせていただくことが出来ました。引き続きお彼岸月、涼しくなってまいります。ご参詣お待ちしてます。

夏休み子ども会 ナムナム音楽隊
夏休み子ども会 玉入れゲーム
夏休み子ども会 スーパーボールすくい
夏休み子ども会 花火 ナイアガラの滝