法のたより〔279〕
お釈迦さまご誕生の地・ルンビニへの道
お釈迦さまご誕生の地、ネパール・ルンビニの子ども達との歌の交流。
お釈迦様が29歳まで過ごされたカピラ城。カトマンズ本願寺訪問の旅のご報告です。
2026年2月6日(金)10時関西国際空港を離陸。香港経由でネパール、カトマンズ国際空港へ22時到着(日本時間は25時15分)
2月7日(土)10時ホテル出発、カトマンズ空港11時15分初の国内線でルンビニの空港(ゴータマ・ブッダ空港またの名をバイラワ空港)へ11時45分到着予定です。しかしルンビニの空港が濃霧のため着陸できず足止めです。2時間待って搭乗開始です。飛行機の座席に座りましたが、濃霧のため離陸出来ずに、空港のロビーに戻されて待機。15時頃、遅い昼食(ナンのサンドとチャイ)16時、再度、搭乗開始こんどこそは離陸出来ました。30分後、着陸する予定が濃霧のため、カトマンズへ引き返すとのこと。こんなことがあるんですね!
しかし、引き返す飛行機の外には「美しいヒマラヤ山脈」が眼前に広がって思わず合掌いたしました。ルンビニへ入ることは出来ませんでしたが「ヒマラヤ遊覧飛行」を楽しませていただきました。
翌日2月8日(日)9時に目玉寺(ボーダナート寺院)を見学して、10時に空港へ。またもやルンビニは濃霧で朝からの飛行機が飛んでないとの事。正午過ぎ、荒井先生とルンビニは諦めてカトマンズ市内の学校での歌の交流に切り替えましょうとのことで、急遽、学校の手配をしてもらう。しかしそこで添乗のマルカスさんが現地の状況をキャッチして天候が回復してきたようだから「飛びそうですよ」との情報。前の飛行機の団体のキャンセルもあり搭乗することができ、今回は無事、16時過ぎにルンビニのあるゴータマ・ブッダ空港へ着陸することが出来ました。良かった!
17時、ルンビニ、お釈迦様の歴史・考古学を研究しているチャンドラ君と出会って、お釈迦さまご誕生の地ルンビニ、マーヤー・デーヴィー寺院(マーヤー堂)へ向かいました。
ここはお釈迦様のお父様・浄飯(スットーダナ)王のカピラバストゥ(カピラ城)とお母様・摩耶(マーヤー)夫人の郷里デーバダハ(テンピ城)の中間にあった花園です。マーヤー夫人が出産の里帰りの途中、この花園の無憂樹の枝に右手を伸ばした時にお釈迦様を右わきから出産されたといわれています。
マーヤー堂へ向かう参道では、大きなお釈迦様の誕生仏が出迎えてくださいました。ちょうど西の空へ太陽が沈む時間帯で湖面に映るオレンジ色の太陽がたいそうおもむきがあり感動しました。
マーヤー堂境内へは、土足厳禁です。所定の場所で履物を脱いで原則「裸足」(靴下を履いての参拝も可)で参拝します。
お堂の横にアショカ王柱がそびえ立っています。
紀元前 249 年にマウリヤ王朝のアショカ王がこの地を訪れた際に建てたと言われる高さ 6m の石柱があり、アショカ王が即位 20 年の年にこの地を訪れ石柱を立てたこと、お釈迦さまのご誕生の地であるこの村は免税され8分の1のみの納税で許されることなどが刻まれています。
お堂の建物の中には、1996年に発掘された、お釈迦様がこの地で誕生したことを記す「マーカーストーン」や、マーヤー夫人の像、紀元前 3~7世紀ごろのものと考えられるレンガ造りの礎石が安置されています。
また、マーヤー堂横の池はプスカリニ池と言われ、マーヤー夫人が出産を前に沐浴し、お釈迦さまの産湯にも使われたといわれる池です。池のほとりには大きな菩提樹があり、巡礼者が瞑想をしたり、説法をしたりと思い思いに過ごしています。われわれ一行もそこでライトアップされたマーヤー堂に向かいおつとめをして、2500年前に思いを馳せ、お釈迦様も感じられたであろうルンビニの夜の風に吹かれながら静かな時間を過ごしました。