法のたより〔280〕
お釈迦さまご誕生の地・ルンビニへの道(2)
「ルンビニの学校・カピラ城・カトマンズ本願寺」
2026年2月9日(月)9時、ルンビニの学校「ルンビニ・バグワーナ・ベーシックスクール」を訪問しました。霧の深い中バスから学校への道中、登校する子供たちが「ナマステ」と出迎えてくれました。
1列20人から30人程が15列位に分かれて、初めは日本で言うラジオ体操の様なものを見せてくれました。校歌を歌い、校長先生のお話、我々が日本から来たことなどを紹介していただきました。お土産の贈呈式。そして前回、荒井敦子先生が指導した歌の成果の披露。代表の子ども達が練習したルンビニの歌を歌い、日本語で「上を向いて歩こう」を歌ってくれました。感動でした。その後、荒井先生の指導のもと、ネパール民謡「レッサン・ピリリ」をみんなで歌いながら踊り合いました。
荒井先生が10年前、インド・デリーの学校で指導した教え子「アンシュルさん」が、日本語に影響を受け通訳士として昨年12月の「今日(こんにち)は、ジャパン」で通訳として先生を助けてくれたそうです。そんな風にルンビニの子ども達も日本との架け橋になってくれたらと思うことです。
お釈迦さまが過ごされた「カピラ城」はネパール側のティラウラコット説とインド側のピプラーワー説の2説が示されています。いずれにしても現在のインド・ネパール国境付近に位置しています。
今回は、ネパール領ティラウラコットにある「カピラ城跡」を訪ねました。城壁跡がしっかりと残り西門から入って城内跡を見学しました。東門から東に広がる田園風景を眺めながら「ここからお釈迦様は愛馬カンタカに乗ってお城を出られて出家の道を歩んでいかれたのです。そしてすぐそこに見える小高い塚がカンタカのお墓です。」と、
チャンドラさんが説明してくれました。
東門を出て、北へ約1キロ弱行くとレンガ積みの円形の高さ1メートルほどの塚が有ります。ここがお釈迦様のご両親、スッドーダナ王とマーヤ夫人のお墓だそうです。感無量で塚を巡りながら「讃佛偈(さんぶつげ)」のおつとめをさせていただきました。
カピラ城跡に戻って、東門から城内に入って木陰にて荒井先生指導でまつぼっくり合唱団の方と参加者で荒井先生、作詞作曲のお釈迦様の生涯を曲にされた「真理への道」をお釈迦様が出家していかれた東方を眺めルンビニの心地よい風に吹かれながら歌い2500年前に思いを馳せたことでした。
2月10日(火)10時、カトマンズ本願寺へ参詣することが出来ました。ソナム住職は昨年8月23日に52歳の若さで往生されました。お会いできることを楽しみにしていましたのに本当に残念なことでした。
その後を、奥様のアシュマさんはじめ、スニタさん、マナさんたちがメンバーの方々と護持、活動をされています。
この度は、スニタさんが出迎えてカトマンズ本願寺の成り立ち、現在の活動状況をお話くださいました。・仏教行事開催(花まつり、降誕会など)・毎週土曜日の仏教講座・勤行の練習(正信偈、讃仏偈、重誓偈)・仏跡参拝研修・日本語教室・村の学校の支援(文房具配布、古着配布、教師給与補助、献血、自然災害の犠牲者のための資金調達など)2015年のネパール地震やコロナ感染症の後遺症がまだ続いてる状況で日本からの交流・支援の必要性を強く感じました。
荒井先生のご縁で、ネパールの日本大使館を訪問し、前田徹 駐ネパール特命全権大使と約1時間お話、荒井先生からの歌のご披露をさせていただきました。
今年(2026年)は「日本ネパール外交関係樹立70周年」の節目だそうです。その流れでデリーで開催されている「今日(こんにち)は、ジャパン」をカトマンズでも開催できないか!?との検討がなされ年末12月に開催される模様です。素晴らしい事だと思います。